2023年10月のメルマガ内のコラム

伊藤です。

突然ですが、みなさんは尊敬できるビジネスパーソンはいますか?
自分は特にいないんですよね。以前、社長同士の面談の最中に、「伊藤さんにも当然尊敬できるビジネスパーソンは「ひとりやふたり」いると思いますが。」と言われたのですが、なかなかピンと来なかったです。

イメージとしては、島耕作に出てくる中澤部長みたいな感じでしょうか。

カッコいいと思う人はいます。お客さんでも「自分は怒られ慣れてるんで大丈夫ですよ。」みたいな感じでフォローしてくれた方など、自分にはない部分で「カッコいいな」とは思います。

「尊敬」というとかなり大げさなので、「カッコいいな」はかなりいます。でも、カッコいいなと思う人って、たくさんいて、一緒にやるお客さんとか、はたまた社員とかでもいたりします。そうなると「ひとりやふたり」ではなくなるので、上記の意味合いでは難しいですよね。

ちょっと前に大きな問題で記者会見があって、そこで副社長のIさんの答え方を見ると「すごいな。尊敬できるビジネスパーソンだな。」とは思ってたんですが、時間が経つと「あれはダメだ」みたいな意見が出てきて、「なるほどそういう見方もあるんだな」というところで、「すごいな。尊敬できるな。」は多少薄まりますよね。

なんか、昔の偉人の感じに似てるなと思ってて。情報が少ないと「尊敬」で収まるんですけど、いろんな多角的な確度での情報を得ることで、「尊敬」が分散されていくんだなと。でも、結局、「好きだな」とか「魅力的だな」に収まるとは思うんですが。

そういう意味で自分が思う「尊敬」って、「実はまだ良く知らない」というのと背中合わせなのかなとも思います。

いい感じでいうと、「尊敬」は薄まりますけど、「好き」や「魅力的だな」というのは濃くなるんですよ。その人をよく知ると。

ここまで来て、やっと「尊敬」について調べてみました。

他人の人格や行為を高いものと認め、頭を下げるような、また、ついて行きたいような気持になること。うやまうこと。

「ついて行きたい」ってのが肝ですよね。なんで、家族を尊敬できれば一番ですよね。

今回はこの辺で。

Memoこの文章はキューポイントのメールマガジンに記載されたものです。
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監修者
伊藤篤信
WEBディレクター/プロデューサー

1999年からWeb業界で25年以上の経験を積み重ねてきました。キャリア初期はWebデザインとコーディングのスペシャリストとして活躍し、その後Flashテクノロジーを駆使したモーションデザイン分野で複数の業界賞を受賞。この実績を基に、2004年にWebソリューション企業、キューポイントを設立しました。

以来、Webディレクター兼プロデューサーとして数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。現在は、長年培った経験と専門知識を活かし、戦略的なWeb施策の立案から実施まで一貫して手がけています。

中小企業の経営者として直面する課題にも精通しており、クライアントの立場に立った実践的なアドバイスを提供。多岐にわたる専門性を持つ「マルチプレイヤー」として、Webを通じて企業やサービスの本質的な魅力を効果的に伝えることに注力しています。
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